今更ながら

ずっと前に買ってあった明治座ミュージカルDVD見ました。
おまけの「舞台裏映像」は買ってすぐ見たんですよ。
だからよっすぃが「マイガ〜ルフレンド〜」といって矢口を抱き寄せてる久々のやぐよしとか、
舞台の暗幕の裏で出番待ってるときによっすぃが目をつぶって精神統一してて、
辻加護がカメラを持ってるナッチにその様子を撮れ撮れ、って合図してるところとか、
そこに空気読めてない梨華ちゃんが寄ってきて自分が映ろうとする様子W、
なんかもバッチリ頭には焼き付いてるわけです。
 
でも、何故か本編のほうは後回しになってしまって。
実際に見た人のレポを見るとわりと好評だったようですが、
その「好評」の大きな部分が「舞台と客席が近い」に集約されてるようで、
DVDではどうかな、と思ってたのも事実。
 
そして見た感想。
 

「・・・これは・・・ストーリーが破綻してるな・・」
 
いや、マジでありえないほどにW
前半は結構良いんですよ、ありがちだけど、
登場人物紹介も兼ねてるせいか、それぞれのメンバーの役柄もちゃんと描写されてる感じがする。
よっすぃの長女ぶりもなかなかで、
演技力でナッチの次くらいに評価されてたのもうなづけるんだけど、
後半は演技どうのこうのより、筋がメチャメチャ〜〜
 
「家来の家になんで姫が討ち入るんだ?!命令すればすむことじゃん」
「なんでツネ(石川)が連れ去られた途端に、討ち入りの衣装が用意されてんだ?!」
堀部安兵衛の子孫とか無理矢理関連づけてるけど・・そもそもこれって忠臣蔵とあんまり関係ないよね?」
「いきなりナッチが長女としか思えない言動になってるけど・・・
これなら無理にひねらないで最初から長女役で良かったんじゃね?」
 
等つっこみどころ満載。
いや〜過去のミュージカルや新春ドラマや映画の筋だってそんなにほめられたもんじゃないけど、
この破壊力は過去にはなかったなぁ・・・
別の楽しみ方を見いだしちゃったよW

なかなか本編を見なかった自分の予感は見事に的中、
これからはもうちょっと勘に頼って生きていこうっと(っておい)